撮影機材

Neewerのクリップオンストロボ「NW760」購入レビュー

  1. HOME >
  2. カメラ機材&ガジェット >
  3. 撮影機材 >

Neewerのクリップオンストロボ「NW760」購入レビュー

Amazonで一眼レフ用のクリップオンストロボを購入しました。中国製のNeewerというメーカーのものなのですが、実際のスペックは仕事で使えるレベルなのでしょうか。使用感をレビューします。

クリップオンストロボとは?

スピードライトとも呼ばれる一眼レフカメラ専用のライティング機材です。
カメラ上部にあるホットシューに接続して使います。
スライド式で横からはめて取り付けるので、まさしく「クリップオン」という感じですね。
結婚式や報道といったジャンルのほか、ポートレートや取材写真を撮る際に欠かせない機材です。

Neewerとは?

写真や動画機材専門のメーカーです。
LEDリングライトやLEDライトパネル、モノブロック型のストロボなどの大型ライティング機材や、専用のアクセサリー類を生産・販売しています。
ホームページには三脚や音響機器(マイクロフォンなど)、クランプ、サンドバッグなどの撮影スタジオ用備品も掲載されています。
プロの写真・動画制作者向けのものがほとんどです。
2010年創立、中国・深圳市に本社があるようです。
最近は欧米をはじめ、日本、韓国でもユーザーが増えています。

Neewer製品の特徴

同社に限らずですが、中国メーカーは欧米や国産製品と比べて、安いのが特徴です。
パソコンやスマホの世界でも、ファーウェイなどのメーカーが世界を席巻していますね。
当然価格が安価なのが最大のメリットですが、それと同時に耐久性が低い=壊れやすい、という先入観もあります。
ただ、キヤノンやニコンの純正品が高額化していることを考えると、なかなか手が出にくいというのも事実です。

購入したクリップオンストロボ

外箱の写真はこちらです。Amazonで購入、翌日には届きました。

Neewer NW760 リモートTTLフラッシュスピードライト LCDディスプレイ付き Nikon用

Neewer NW760 リモートTTLフラッシュスピードライト LCDディスプレイ付き Canon用

ニコン用とキヤノン用の2種類があります。

外箱の蓋がしっかりと閉まっておらず、少し空いているのは金額相応ですかね。。

中身はこんな感じです。
本体に加えて、ソフトケース、ミニスタンド、サンクスカード、マニュアルがセットになっています。
一般的なクリップオンストロボと同じで、単三電池4本が必要です。ちなみに他社メーカーと同じく、単三電池は同梱されていません。

Neewer NW760

スペックは以下の通り。

GN(ガイドナンバー):58(ISO 100、180mm)
フラッシュタイム:1/200秒‐1/20000秒
フラッシュタイム:100-1500回
フラッシュモード:TTL、M、マルチ、S1、S2、リモート
垂直回転角:0-90度
水平回転角:0-270度
フラッシュ値の範囲:18/20/24/28/35/50/70/85/105/135/150/180mm
色温度:5600K
サイズ: 19x6x7.8cm
重量:350g

Neewer NW760のポイント1:ガイドナンバー

決め手は、ガイドナンバーが58だったことです。
クリップオンストロボは「ガイドナンバー」という数値でフラッシュ性能が表されます。
「ガイドナンバー50」だと、大体5〜10mぐらいは光が飛ぶよということです。
プロ用機種は、最近ではガイドナンバー50以上のものがほとんどです。
また、首振りの角度も重要です。上方向に90度、左右に各90度以上動くタイプでないと、プロ用機材としては使用できないため、要チェックです。

Neewer NW760のポイント2:圧倒的なコスパ

気になる値段ですが、5,000円以下でした。
純正品が5万円以上することを考えると、1/10以下の金額で購入できます。
やはり、一番のメリットはこれでしょう。

クリップオンストロボの購入時にチェックする点

購入時には、以下のポイントを必ずチェックしましょう。

・ガイドナンバー(数値が大きなものほど最大光量が大きい=高スペック)
・TTLが搭載されているか( TTLの精度も重要)
・マニュアル、マルチ発光、リモートに対応しているか
・使っているカメラに適合しているか(キヤノン、ニコンなどメーカーごとに異なる製品を購入する必要があります)

製品レビュー

第一印象は軽いな、と感じました。
カタログスペックで比較すると、キヤノン、ニコンの最上位機種よりも70〜80gほど軽い感じです。
最近のクリップオンストロボはズームレンズで使用すると、画角に合わせて照射角度が自動的に変わります。
85mmで使いたいとき、35mmで使いたいときなど、レンズについているズームリングを回して寄ったり引いたりしていると、それに合わせて自動調整してくれるのですが、Neewerの場合、問題なのは駆動音です。
レンズ側でズームを動かすと、そのたびにジジジ…ジジジ…と音がします。

僕の場合は「安価な機材だから仕方ないか」と思いましたが、使用用途によっては、かなり気になるでしょうね。
たとえば、結婚式場で写真を撮る場合、静かなチャペルだと結構音が響いてしまいそうです。

それと、付属マニュアルは英語版しかなく、日本語版はありません。
クリップオンストロボは大体各社とも同じような操作感覚で使えるために問題ないですが、英語が苦手な人は他メーカーの使用法を参考にして使い方を覚える必要がありそうです。(がんばれば、なんとかなります)

軽くテスト撮影していますが、いまのところ動作に問題はありません。
僕の場合、クリップオンストロボに高価な質感は求めないので、十分使えそうです。

まとめ

Neewer NW760は、以下のような特徴があります。

・圧倒的なコスパ(メーカー純正品の1/10以下の価格)
・駆動音が大きい(結婚式など、静かな場所での撮影には不向き)

たとえば、メインのストロボは純正品で、予備の機材として導入するのもいいですね。
趣味のポートレート撮影で使用する分にはまったく問題ないので、入門用としてもおすすめです。
いまいち合わないなという場合も、5,000円程度なので諦めがつきますし。
十分「買い」の機種だと感じました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
Atsushi

Atsushi

写真家。ときどきディレクター&ブロガー。 ワーホリ渡豪、20代で出版社立ち上げてフリーに。 英会話は日常レベル。都内の自社スタジオに棲息。 ブログでは写真や文章、クリエイティブ全般について語ってます。

よく読まれている人気記事

1

写真を撮ってメシを食う人のことをかつては「カメラマン」と呼んでいましたが、最近は「写真家」や「フォトグラファー」という呼び方も増えています。 正直どう違うの?という方のために、フォトグラファーという呼 ...

2

雑誌やムック、カタログなどの本をつくるためには、テーマやコーナー企画の立案以外にも、さまざまな準備が必要です。中でも、重要な設計図となるのが「台割(台割り・だいわり)」と呼ばれるもの。 今回は、紙媒体 ...

3

フリーランスとして生きていく上で「専門分野を極めるべき」あるいは「複数のスキルを持った方がいい」という両方の意見があります。はたしてどちらが正しいのでしょうか?実体験を交えながら、意見を述べてみたいと ...

4

みなさんは「パーマセル」って聞いたことありますか? プロの撮影現場ではほとんどの人が持っている、とても身近な道具なのですが一般的にはほとんど知られていません。 ちょっと高いけど、ものすごく便利なので一 ...

-撮影機材

© 2020 Atsushi Photolog Powered by AFFINGER5