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【簡易校正・本紙校正・本機校正】色校正(色校)は3種類、それぞれの違いを解説

2020年5月26日

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【簡易校正・本紙校正・本機校正】色校正(色校)は3種類、それぞれの違いを解説

2020年5月26日

色校正(色校)とは、カタログやパンフレットの印刷前に色を確認する作業のことです。実は色校には大まかに分けて3種類あります。今回は編集・デザイン業務携わる人にとって必須の「色校正の種類」について説明します。写真好きな方にもプラスになる知識です。

色校の種類について


色校の種類についての解説は、下記リンク先の記事でも詳細を解説しています。

簡易校正(プルーフ)

インクジェットプルーフとも呼ばれる校正のことで、一般的な色校です。カラーマッチング(アプリによる色調整)を行って色を近づけています。
特に雑誌やパンフレットなどのページもの(数十ページ以上)の場合はコストを抑えるために、中面だけは簡易校正で確認する場合が多いです。

メリット

色校の中ではもっとも安価なコストで確認できます。

デメリット

簡易校正用のインクジェット紙はつるつるしているので、本番の仕上がりと印象が大きく異なる場合があります。本番より、むしろきれいに感じてしまうことも。特別なインクを使う「特色」は使用できず、擬似的に表現するため、仕上がりが異なる可能性があります。

本紙校正

校正用の機械と、「本番印刷と同じ紙」を使用する校正のことです。「平台印刷機」という機械を使うため、平台校正とも呼ばれます。色調整には職人技が必要です。

メリット

本番印刷と同じ紙を使うため、「簡易校正」よりも本番に近い色で確認ができます。また、特色インクが使用できます。

デメリット

簡易校正よりもコストが高くなります。また、納期も余計にかかるので注意が必要です。
本番と同じ紙ですが、プリンターは校正用の機械を使用するため、仕上がりの色が若干異なります。

本機校正

本番印刷と同じ印刷機、インク、紙を使用して行う校正のことです。おもに、広告関連の高クオリティが求められる分野でよく使用されます。

メリット

本番に近い仕上がりを確認できます。本紙校正と同様に、特色インクの使用も可能です。

デメリット

本機校正だけのために印刷機を動かすために、「簡易校正」「本紙校正」よりもコストが高くなります。
1枚だけしか印刷しない、ということができないためです。また、本機校正のための日程を確保する必要があるため、余裕を持った納期設定が必要です。

本紙校正と本紙校正に関する予備知識(PP加工)

PPやマットPPといった表面の加工を行うことができます。紙モノの表紙は、そのままだと書店に並んだときにすぐキズが入ってしまい、返品の可能性が高くなるからです。
表面加工を行う場合はさらに+アルファの日数が必要となります。
そのため、表紙だけ先に入稿、ということは多いです。

ちなみに、書籍の中面確認には白焼き(青焼き)というものを使うこともあります。

色校正(色校)に関するまとめ

単純に「色校正(色校)」といっても、いろんな種類があります。
ポイントはクオリティ=コストなので、予算に応じてどの色校を行うか検討してみてください。
高クオリティな印刷が求められる仕事だと、色校を2~3回行う場合もあります。

あまり差を知らない方もいますし、WEB全盛の時代にそこまで詳しくなる必要もないかもしれませんが、紙媒体がなくなることはありません。
「こんな種類があるんだ~」という程度でもかまわないので、押さえておくことをおすすめします。
自分で雑誌をつくることはあまりないかもしれませんが、写真集や書籍の校正確認の際には、重要となる知識です。
イメージ通りの印刷に仕上げるために、色校でしっかりとチェックを行っていきましょう。

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Atsushi

Atsushi

写真家。ときどきディレクター&ブロガー。 ワーホリ渡豪、20代で出版社立ち上げてフリーに。 英会話は日常レベル。都内の自社スタジオに棲息。 ブログでは写真や文章、クリエイティブ全般について語ってます。

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