写真家になる

好きなことを続けられるかどうかが、才能

2020年8月2日

  1. HOME >
  2. 写真 >
  3. 写真家になる >

好きなことを続けられるかどうかが、才能

2020年8月2日

僕が本格的に写真を撮り始めたのは、20代になってから。初めてカメラを買ったのは、21か、22歳ぐらいの頃だった。
最初に購入したのは、露出計もない、マニュアルのカメラだった。
50mmの標準レンズが1本付いていて、中古カメラ屋で4,000円で売られていたものだ。

21、22歳というのは、じつは「写真家」を目指すスタートとしては、けして早い方ではない。
周囲のプロ写真家に話を聞くと、小学生から写真を撮っていた、という人も少なくない。やはり、早く評価される人ほど、スタートした年齢も早いことが多く、その意識の高さにびっくりしたことがある。

写真がすごくヘタクソで、悩んでいた頃

当時、20代前半だった僕は、90年代の写真ブーム真っ盛りのときに写真をはじめた。
なかには、年齢関係なく、ものすごくセンスがあり、うまい子がいて、そういう子に会うたび、愕然としたものだった。
ある女子中学生は「写ルンです」で撮影した友達や学校生活を、何冊もの手作りのファイルにまとめていた。
現役大学生で、卒業展に出展した作品が大手広告代理店のスタッフに認められ、卒業後、いきなりフリーランスになり、大きな仕事が舞い込むようになった後輩もいた。
僕はと言えば…。むしろ、写真が下手で仕方なくて、何年も長いこと、コンプレックスを感じていた。

ただ、20年近く経ったいま、あの頃を振り返ってみると、いまも写真を続けている人は、それほど多くいない。
いや、ほとんど辞めてしまった、と言えるかもしれない。

「写真に才能はあるのか?」ということを考えるとき、もちろん世に出るために、それなりの突出した力は必要だと思うけど、やはり一番大事なのは、続けることなのかな?と感じる。

「続けられること」が自分の才能だった

僕にあった一番の才能はなにか、と考えるとき、やっぱりそれは「好きなことを続けられた」ということなのかもしれない。
(続けることによって、写真には、上手い下手、という以外の、別の要素が必要だということも、わかるようになった)

どれほどやり続けても飽きない。どこまでも追求できること。
何年も長く続けられることと出会えただけでも幸せだし、だからこそ、自分にとって天職なのかも?と感じる。

もちろん、ストイックに自分を追い込み続けて、求道者のように続ける必要はないと思う。
趣味として続けるのも大切。途中で辞めてしまったら、もったいないわけだから。
SNSで同じ趣味を持つ人を見つけて、一緒に撮影をしたり、グループで写真を撮りにいくこともいいかもしれない。
長く、楽しんで続けられる方法を、探してみてほしい。

よく読まれている人気記事

1

写真を撮ってメシを食う人のことをかつては「カメラマン」と呼んでいましたが、最近は「写真家」や「フォトグラファー」という呼び方も増えています。 正直どう違うの?という方のために、フォトグラファーという呼 ...

2

雑誌やムック、カタログなどの本をつくるためには、テーマやコーナー企画の立案以外にも、さまざまな準備が必要です。中でも、重要な設計図となるのが「台割(台割り・だいわり)」と呼ばれるもの。 今回は、紙媒体 ...

3

フリーランスとして生きていく上で「専門分野を極めるべき」あるいは「複数のスキルを持った方がいい」という両方の意見があります。はたしてどちらが正しいのでしょうか?実体験を交えながら、意見を述べてみたいと ...

4

みなさんは「パーマセル」って聞いたことありますか? プロの撮影現場ではほとんどの人が持っている、とても身近な道具なのですが一般的にはほとんど知られていません。 ちょっと高いけど、ものすごく便利なので一 ...

-写真家になる

© 2020 Atsushi Photolog Powered by AFFINGER5